2016年12月19日月曜日

最近の家には必ずある!ロッカーのついた広くオープンなマッドルーム

アメリカの家にはマッドルーム mudroomという空間があります。

ガレージからファミリールームに入るまでの空間で、たいていの家にはタイルが敷いてあり、そこで靴の泥を落とします。洗濯機と乾燥機もここに置いてあり、ランドリールーム laundry roomと兼用されることが多いです。

シカゴに住むようになって9年半。友達を訪ねたりオープンハウスなどでたくさんの家を見てきましたが、新しい家ほど、このマッドリームが広いのです。最近のトレンドでは洗濯機とドライヤーの置き場所はベッドルームのある二階に移ってきているので、この空間がさらにゆったり。

マッドルームが広いと何が良いって、子供達のバックパック、スポーツギアや靴、主人の冬のかさ張るコート、帽子や手袋などが全てそこに収まること。これがあればファミリールームにサッカーボールやフットボールヘルメット、アイスホッケーのスティックや靴が散乱することはありません。

雪の日は特に有難い!雪のついた重たいスノーブーツも広いマッドルームで脱ぐから、ファミリールームの床が汚れることはありません。




家族全員分のフックがついたロッカーがあって便利。ベンチに腰掛けてブーツも履ける。上方の棚には折り畳みの傘や手袋、帽子などを入れてます。




私達が今年六月まで住んでいた家のマッドルームは小さく不便でした。

使いづらいクローゼットがついていて圧迫感があり、洗濯機とドライヤーが置いてあるからさらに狭さを感じさせ、ファミリールームまで入ってこないと靴が脱げないような状態でした。

家を売るにあたり、今風のマッドルームがあればセールスポイントになるだろう、ということで、ハンディーな主人がたった一人でリモデルしたのがこちら。Beforeの写真がなくて残念!




クローゼットを壊し、そのせいでできた天井と壁の穴をドライウォールできれいにふさぎ、ボードをはって白くペイント、所々割れて悲惨な状態だった床のタイルをはがし、流行りの木目調のタイルに替えました。靴を収納できるベンチと、壁に取り付けたフック付きの棚は、ぴったりのサイズの物をオンラインで入手。写真の左の方には洗濯機とドライヤーがあり、小さなマッドルーム兼ランドリールームではありますが結構素敵でしょ?

このリモデルのお陰もあってか、家はマーケットに出した二日後に買い手がつき、あっという間に売れました!




さて、こちらは今年オープンハウスで見てきた他の家のマッドルーム。




ゲストには見えないところまでお洒落に作られているアメリカの住宅って贅沢だー!





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