ガレージからファミリールームに入るまでの空間で、たいていの家にはタイルが敷いてあり、そこで靴の泥を落とします。洗濯機と乾燥機もここに置いてあり、ランドリールーム laundry roomと兼用されることが多いです。
シカゴに住むようになって9年半。友達を訪ねたりオープンハウスなどでたくさんの家を見てきましたが、新しい家ほど、このマッドリームが広いのです。最近のトレンドでは洗濯機とドライヤーの置き場所はベッドルームのある二階に移ってきているので、この空間がさらにゆったり。
マッドルームが広いと何が良いって、子供達のバックパック、スポーツギアや靴、主人の冬のかさ張るコート、帽子や手袋などが全てそこに収まること。これがあればファミリールームにサッカーボールやフットボールヘルメット、アイスホッケーのスティックや靴が散乱することはありません。
雪の日は特に有難い!雪のついた重たいスノーブーツも広いマッドルームで脱ぐから、ファミリールームの床が汚れることはありません。
家族全員分のフックがついたロッカーがあって便利。ベンチに腰掛けてブーツも履ける。上方の棚には折り畳みの傘や手袋、帽子などを入れてます。
私達が今年六月まで住んでいた家のマッドルームは小さく不便でした。
使いづらいクローゼットがついていて圧迫感があり、洗濯機とドライヤーが置いてあるからさらに狭さを感じさせ、ファミリールームまで入ってこないと靴が脱げないような状態でした。
家を売るにあたり、今風のマッドルームがあればセールスポイントになるだろう、ということで、ハンディーな主人がたった一人でリモデルしたのがこちら。Beforeの写真がなくて残念!
クローゼットを壊し、そのせいでできた天井と壁の穴をドライウォールできれいにふさぎ、ボードをはって白くペイント、所々割れて悲惨な状態だった床のタイルをはがし、流行りの木目調のタイルに替えました。靴を収納できるベンチと、壁に取り付けたフック付きの棚は、ぴったりのサイズの物をオンラインで入手。写真の左の方には洗濯機とドライヤーがあり、小さなマッドルーム兼ランドリールームではありますが結構素敵でしょ?
このリモデルのお陰もあってか、家はマーケットに出した二日後に買い手がつき、あっという間に売れました!
さて、こちらは今年オープンハウスで見てきた他の家のマッドルーム。
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